プレコンセプションケアとは?
コンセプションは「受胎」とは受胎を意味し、それより以前のケア、アプローチのことを示します。
女性が生涯にわたり、心身的、心理的、社会的に良好であること示す「リプロダクティブヘルツ/ライツ」を医療側面から尊重していくために、妊娠をまだ考えていない世代から計画的、統括的な介入をすることで、よりスムーズに自身の挙児にまつわるライフプラン(妊娠する、しない、いつ妊娠する、何人産むといったような人生設計)をより可能とするケアを目指します。
プレコンセプション専門外来の開設
受胎に対する前段階のケアと一口に言っても、具体的にどのような事を実施すればいいのか、手段が多岐にわたるため、どれを取捨選択するべきかが分からない、と言った迷いが生じるのは明白です。
そこで、当院では2025年8月より、プレコンセプション専門外来を標榜した婦人科B枠(月午後診・火午後診・金午後診・土午前診)を設立し、妊娠に向けた身体づくりをヘルスケア専門医でもある、山下副院長が専門的な知見の下、患者様一人一人に沿ったプレコンセプションケアの指針をご提示させていただきます。
また、プレコンセプション専門外来において、思春期世代から早期の医療介入を実施することで、お子様を授かるという将来のライフプランを当院本来の強みでもある、不妊専門分野と連携し、一貫したサポート体制を当院にてご提供することが可能です。
予約枠を順次開放いたしますので、患者様におきましては、今回を期にプレコンセプションケアに目を向けていただくきっかけとなりましたら、幸いです。