早発卵巣不全患者等妊よう性温存治療助成試行事業
大阪府では、妊娠・出産の希望を含むライフプランを考え、日々の健康と向き合う「プレコンセプションケア(略称:プレコン)」を推進するとともに、必要に応じて医療につながる機会を提供することを目的として、「早発卵巣不全患者等妊よう性温存治療助成試行事業」を実施することとなりました。
当院におきましても、登録医療機関(AMH検査を実施する医療機関)及び指定医療機関(卵子凍結・生殖補助医療を実施する医療機関)として本事業に参画し、患者様のニーズに応えていく所存であります。
本事業が定める対象に該当あるいは事業内容の確認をご希望の患者様は、下部リンクよりご確認いただけますと幸いです。
以下には、本事業の対象患者様をまとめさせていただきます。
対象患者様
- 大阪府内在住の18~39歳の女性
条件を満たす場合、以下の治療・検査の費用の一部を大阪府が助成
助成内容(治療・検査)
治療・検査項目 | 助成額 |
AMH検査 | 上限 1万円 |
卵子凍結※AMH値が1.0ng/ml以下の方 | 上限 20万円 |
卵子保管料 | 2万円/年 |
生殖補助医療(ART) | 25万円/1回 |
※AMH検査及び卵子凍結助成金受領には大阪府への申請が必須事項となりますので、こちらの申請手続きの項目をご確認いただきます様、お願いいたします。
※当院にて、2025年10月開始となります卵子凍結ですが、下記、早発卵巣不全患者等妊よう性温存治療助成試行事業の流れを踏襲した患者様に助成金が適用されるものとなります。それ以外ですと、全て助成対象外の自費治療となりますので、混同されないようにお願いいたします。
早発卵巣不全患者等妊よう性温存治療助成試行事業の流れ
※大阪府行政オンラインシステムへの登録が必要となります。
- 大阪府公式HPでのプレコンセプションケア講座を受講 ※詳細はこちら
- 当院予約システム(@Link)での診療予約 ※予約システムはこちら(初診患者様におきましては、必ず必要となります。)
- AMH検査受診予約情報登録を実施。完了後、受診確認メールが大阪府より送信されますので、来院時、受付窓口にて受信メール画面のご提示をお願いいたします。
- 当院にて、AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査を実施 ※13200円(初診料、再診料、助言相談料、検査料込み)を初診時に請求させて頂きます。
●卵子凍結をご希望の場合(AMH値が1.0ng/ml以下かつ医師が適当と認めた方または早発卵巣不全症の診断書を持参の方)
- 当院予約システム(@Link)での診療予約 ※予約システムはこちら
- 卵子凍結受診予約情報登録(AMH検査受検者用)を実施。完了後、受診確認メールが大阪府より送信されますので、来院時、受付窓口にて受信メール画面のご提示をお願いいたします。
- 当院にて、初診時には初診代、診察代、採血料を含めた23,000円を請求させていただきます。
- 当院にて、卵子凍結を実施